しらとり日記(埼玉県飯能市 白鳥幼稚園のブログです)

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11月園長だより

大村智先生に学ぶ 其の二
「子どもの時に肉体的に辛い経験を与えないと、
大人になって人間的に不幸だ」
(大村智氏「人を作る言葉」より)

「子どもの時に肉体的に辛い経験を与えないと、
大人になって人間的に不幸だとコンラート・
ローレンツが言っているように、厳しい農作業
のおかげで徹底的に体力も精神力も鍛えられ、
私はとても幸せだったと思います」と大村先生
は少年時代を述懐されています。
大村先生は小さい頃から、家が農家であったた
め、朝早くから両親に連れられて畑や田んぼの
手伝いをしなければならなかったそうです。お
母さんはお父さんの手伝いをしてから学校の先
生として勤められ、大村少年も友達が学校に行
くのを見送ってから、急いで家に帰り朝ご飯を
食べ、学校の準備をして、毎朝飛ぶように走っ
て学校に行ったそうです。こういった大変な農
作業をしたことが上述のような述懐になったの
です。
このローレンツの言葉は「幼い時、肉体的苦痛
を味わわない者は、長じて不幸な者にしかなら
ない」と私は保護者の方にお話をしています。
ここでいう肉体的苦痛とは、いじめや家庭内暴
力ではなく、寒さ暑さ、幼児にとって少し大変
な活動タスクを言いますが、大村少年が体験し
た両親との一緒の朝仕事はきつい体験だったと
いえましょう。
この体験こそが彼のどんな時でもへこたれない
強靭な心身の基礎、生きる力を作り上げたので
す。
今の子どもたちはこのようなきつい農作業等で
働くことは中々与えたらる環境ではありません。
しかし寒さ暑さは外にでれば誰でも一人残らず
体験できます。これから寒さに向かいます。
子どもたちが、この寒い環境の中で過ごすこと
が如何に大切か計り知れません。自然の寒さは
彼らを鍛えてくれる道場を言ってよいでしょう。
小さい子どもたちですので無理のないよう十分
に気配りをして、子ども同士お互い励ましあい
ながら、この誰でも平等に与えられる寒さを積
極的に享受しましょう。
「寒くないか?」と子どもたちに聞くと「寒い
けど頑張る」と当たり前のような顔をして返事
が必ず戻ってきます。我慢する、やり抜くとい
う、この時期にこそより良く育つ前頭前野にあ
る意思・意欲のある”白鳥っ子”が育つ所以です。

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by keiteki-siratori | 2017-10-30 09:43
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白鳥幼稚園の子ども達の様子をご紹介します


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