ブロッコリー ~年少さん、畑へ~
向かうときから子どもたちはワクワクです。
それもそのはず、8月に植えたブロッコリー。
そのブロッコリーもなかなか育たず、
今日やっと念願の収穫を迎えたのですから。
畑までは子どもの歩く速さで約7分位でしょうか。
子ども達は手をつないで前との間隔を空けないようにしっかり並んで畑まで行きます。
そこはとっても細い道ですので、子ども達もしっかりと先生の話を聞き、安全に歩けました。
畑に行くときにはちゃんと交通ルールを守る練習もかねているんですね!!
畑ではまず、ブロッコリーがどうやってなるのか(どこが食べられる部分なのか)などをよく観察します。
そして、いつもなら子ども全員で1人1個ずつ収穫を体験します。
今日はブロッコリーが不作で、1個しか出来なかったので先生が収穫するのを見ていました。
収穫したブロッコリーを1人ずつ手に取り、形や重さ、匂いなどをしっかりと観察します。
「すご~い、いい匂い!」
と、子ども達は大興奮!!!
今にも食べてしまいそうな勢いでした。
幼稚園に戻って事務室で茹でてみんなで食べました。
自分達が育てて収穫した野菜は、野菜が嫌いな子どもでも何故かとてもおいしそうに食べてくれます!
いつもは絶対食べない子も、自分自身で苗植えをした愛着のあるブロッコリー。この時はおいしそうに見えるのでしょう、
少しは食べることができます。
事務室からはと組の部屋に行く途中、年長さんの男の子にすれ違いました。
男の子はブロッコリーを見るなり、
「畑で採ってきたの??おいしそ~!!」
「1個ちょうだい!!ブロッコリー大好き!」
と、ブロッコリーを狙いにきました。
さすが年長さんは畑で採れた野菜が美味しいという事をよく知っているようです。
ですが、今回は年少さんが育てた野菜だから、
と、説明すると、少し残念そうにブロッコリーを見つめながら帰っていきました。
そうとう食べたかったようですね。
これからも畑の活動を通して食育にも力を入れていこうと思います。