しらとり日記(埼玉県飯能市 白鳥幼稚園のブログです)

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11月園長だより

大村智先生に学ぶ 其の二
「子どもの時に肉体的に辛い経験を与えないと、
大人になって人間的に不幸だ」
(大村智氏「人を作る言葉」より)

「子どもの時に肉体的に辛い経験を与えないと、
大人になって人間的に不幸だとコンラート・
ローレンツが言っているように、厳しい農作業
のおかげで徹底的に体力も精神力も鍛えられ、
私はとても幸せだったと思います」と大村先生
は少年時代を述懐されています。
大村先生は小さい頃から、家が農家であったた
め、朝早くから両親に連れられて畑や田んぼの
手伝いをしなければならなかったそうです。お
母さんはお父さんの手伝いをしてから学校の先
生として勤められ、大村少年も友達が学校に行
くのを見送ってから、急いで家に帰り朝ご飯を
食べ、学校の準備をして、毎朝飛ぶように走っ
て学校に行ったそうです。こういった大変な農
作業をしたことが上述のような述懐になったの
です。
このローレンツの言葉は「幼い時、肉体的苦痛
を味わわない者は、長じて不幸な者にしかなら
ない」と私は保護者の方にお話をしています。
ここでいう肉体的苦痛とは、いじめや家庭内暴
力ではなく、寒さ暑さ、幼児にとって少し大変
な活動タスクを言いますが、大村少年が体験し
た両親との一緒の朝仕事はきつい体験だったと
いえましょう。
この体験こそが彼のどんな時でもへこたれない
強靭な心身の基礎、生きる力を作り上げたので
す。
今の子どもたちはこのようなきつい農作業等で
働くことは中々与えたらる環境ではありません。
しかし寒さ暑さは外にでれば誰でも一人残らず
体験できます。これから寒さに向かいます。
子どもたちが、この寒い環境の中で過ごすこと
が如何に大切か計り知れません。自然の寒さは
彼らを鍛えてくれる道場を言ってよいでしょう。
小さい子どもたちですので無理のないよう十分
に気配りをして、子ども同士お互い励ましあい
ながら、この誰でも平等に与えられる寒さを積
極的に享受しましょう。
「寒くないか?」と子どもたちに聞くと「寒い
けど頑張る」と当たり前のような顔をして返事
が必ず戻ってきます。我慢する、やり抜くとい
う、この時期にこそより良く育つ前頭前野にあ
る意思・意欲のある”白鳥っ子”が育つ所以です。

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by keiteki-siratori | 2017-10-30 09:43

10月21日 参観日感想

台風が日本列島に近づき、生憎の天気の中
参観日に沢山のご家族の方にお越しいただ
きありがとうございました。
本園卒園児の、宮岡佑一郎氏の講演会や、
日課などをご覧いただいた感想を一部ご紹
介いたします。

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【年少女児】
1学期の参観日では、立腰の姿勢もとれず
日課活動もあまり出来ていなかったので、
今回の参観日はちゃんと出来るのか不安
でしたが、ローテーションが始まると楽
しそうに皆と体を動かし、日課活動も途
中でだらけることはありましたが、立腰
の姿勢もとれ、先生の質問に挙手して発
言することが出来たり、本を読んだり、
プリントをしたりと1学期と比べてかな
りの成長が見られ、とても驚き嬉しい気
持ちでいっぱいです。園の生活やお友達
とも慣れてきて、とても楽しそうに活動
している姿が見られてとても嬉しいです。
今後の成長が楽しみです。
ありがとうございました。
【年中男児】
今日は雨の中の保育参観でした。運動会
後という事もあって、心なしかクラスが
前よりまとまっていたようにな気がしま
した。日課活動もみんなが手を挙げて自
分の答えを伝えようとする姿が印象的で
した。歌も鍵盤も一所懸命やっていて成
長を感じました。残り約半年、年中生活
楽しんで欲しいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

【年長男児】
最後の参観日ありがとうございました。
もうこれで我が家の本当にラストの参観
になるんだな…と寂しく、でもしっかり
と目に焼きつけるんだと、一生懸命見て
いました。室内でのローテーションでは
これまで子ども達が歌った曲をいっぱい
聴くことが出来て嬉しかったです。初め
ての室内ローテーションを見られて良か
ったです。歌も2曲とも上手でした。皆
の声が伸び伸びしていて一体感もあって
感動的でした。もうこの合唱を聴くのは
発表会だけになるのかな…と思うと寂し
くもったいないような気持ちになりまし
た。100玉そろばんで指名され椅子をし
まうのを忘れている息子を見て、すごく
緊張している事が分かって、この小さい
子も本当に頑張っているんだ。真剣さが
愛しくなりました。参観日本当にありが
とうございました。先生の自然体でうそ
のない優しい姿が本当に素敵です。

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by keiteki-siratori | 2017-10-27 11:16

10月園長だより

美しい心が逞しい身体に
  辛くも支えられる日が
   いつかは来るその日のために
    身体を鍛えておけ 若者よ

これは私が学生時代よく歌った歌です。
歌声喫茶でもデモに出かけスクラムを組んだ
時も歌ったうたの一部です。

全文は
  若者よ 身体を鍛えておけ
美しい心が逞しい身体に辛くも支えられる日が
いつかは来る
その日のために身体を鍛えておけ若者よ

この「若者」という言葉を「幼児よ」又は
「子ども達よ」にしても良いのではと思います。
運動会や遠足を通して、正に学年に応じた幼児
なりの逞しい身体とそれに伴う逞しい心。例え
ば、年長児でいえば、年少、年中児のころから
あこがれてきた組立体操、リレー、和太鼓。
いざやってみると、いろいろ苦痛がともなった
り、幼児なりの悩みも生まれてきます。一人ひ
とり又は皆で工夫してよりよい方法を考えだし
ます。もちろん担任やいろいろの先生のアドバ
イスもありましょう。そして毎日の工夫と体験
を通してこの苦痛をのりこえ、達成の喜びを自
分のものにすることができるのです。そして、
我慢すること、考え工夫すること、みんなで
考え協力し建設的な発想や行動へとつながる体
験、そして相手を思いやり優しさが育っていき
ます。いわゆる非認知能力⇒生きる力が育って
いくのです。
なにかを自分のものにするためには、決して安
楽な環境の中では育ちません。
日本人は幸せなことに衣食住はある程度満足で
きるように先人たちが働き整えてきました。物
質的にはとても豊かになったといえましょう。
そのことにより心身ともに苦痛をともなう人間
的にいや動物としての厳しさを体験することが
できず、いざというときの、苦難に初めて遭遇
し、手も足もでないという別の苦痛にみまわれ
ることになります。
子どもたちには無理のないように配慮して、適
切なこのようなものを育てたいものです。
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by keiteki-siratori | 2017-10-20 08:59

運動会の感想

10月8日(日)に行われた運動会の感想を
ご家族の方に沢山いただいましたので一部ご
紹介いたします。

【年少女児】
学年が上がるにつれてできることが増え、ま
とまりができ非常に見応えのある運動会でし
た。運動会の練習が始まると、帰宅後もかけ
っこの練習を毎日やっていました。走ること
に自信がつき楽しくなったようです。苦手だ
った体育ローテーションが今では1番好きな
活動となりました。運動会を通して成長でき
たことを嬉しく思います。ありがとうござい
ました。

【年少男児】
初めての運動会、家族全員が楽しみにしてい
ました。息子が走ったり、楽しく踊っている
姿に感動でした。年長さんのリレーも、自分
の子が走っている訳ではないけれど、思わず
うるうる…。
あと2年後に自分の子どもがあんなに早く走
れる様になるのか、今からとっても楽しみで
す。

【年中女児】
運動会楽しく見学させて頂きました。お遊戯
は、数日前から友達同士で家で踊ったりして
いたので、楽しみながら教えて頂いているの
だな、と感じていました。子ども達が一生懸
命やる姿は本当にステキで年長さんのリレー
も本当に迫力があり、走り終わった後もすぐ
に自分の並ぶ場所に戻り、さっと座る姿、
本当にかっこよかったです。日々の積み重ね
が出ているのだなと感じました。駐車場も
体が不自由な人用に設けて頂き大変助かりま
した。ありがとうございました。

【年中男児】
子ども達も先生方も一生懸命頑張っている姿
が見られてとても良かったです。幼稚園の運
動会は緊張感も伝わり、見応えがあります。
小学校の運動会より楽しめました。白鳥の運
動会が来年で最後だと思うととても寂しいで
す。先生方、役員の方々、本当にお疲れ様で
した。ありがとうございました。

【年長女児】
幼稚園で運動会の練習が始まると毎日話をし
てくれて、本番はどうかなと楽しみにしてい
ました。リレーではバトンをつなぎ力いっぱ
い走る姿、組立体操ではみんな真剣な表情で
取り組み、ダンスは時より笑顔を見せながら
楽しそうに元気一杯踊る姿…。さすが年長さ
ん!というとても素晴らしい運動会でした。
娘も「練習頑張ったから楽しくできたよ!」
と、この行事を通してさらに成長したなと
感じています。先生たちの一生懸命な御指導
のお陰です。お友達と力を合わせて取り組む
姿に感激しました。よく頑張った白鳥っ子に
100点満点、はなまるですね!!

【年長男児】
この度は素晴らしい運動会を開催いただきあ
りがとうございました。我が子にとっては幼
稚園最後の運動会。他の年長さんのお友達と
共に、気迫に満ちたパフォーマンスを見せて
くれ、親の私達も大いに盛り上がりました。
リレーでの熱い戦いでは、体も心も逞しく成
長した姿に見ているこちらも応援に力が入り
ました。お遊戯はみんなの笑顔のダンスが楽
しく、年長らしく余裕な雰囲気も感じられま
した。組立体操は我が子は怪我で練習を休む
日もあったため、直前まで心配でしたが、本
番はみんなで壮大な宇宙を見せてくれて感動
しました。和太鼓は、ハッピ姿が凛々しく、
普段見たことのない我が子やお友達の姿に魅
了されました。振り返ると、年少・年中での
運動会は転ばないかな、皆と一緒に踊れるか
しら、といったハラハラ、ドキドキの心境で
見守っている感じでしたが、年長の今回は本
当に親も一丸となって戦ったり楽しんだりと
興奮しながらの観戦となりました。これから
の子ども達の成長がますます楽しみになるよ
うな時間になりました。
 先生方の日々の熱心なご指導、子ども達の
大変でも一生懸命頑張る気持ち、そして役員
・クラス委員のお母様・お父様方によるサポ
ート、父母・祖父母・兄弟姉妹みんなの応援、
それら全てが作り上げた今回の運動会、本当
に素敵な思い出になりました。ありがとうご
ざいました。
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by keiteki-siratori | 2017-10-17 11:46

9月園長だより

 大津波 のがれし人の 避難所に
     百余の靴が整然と並ぶ

東北の大震災があった直後に、ある新聞に掲載
された短歌です。日本人について、いろいろと
云々されますが、いざとなると、この短歌のよ
うに誰ともなく、いや、ほとんどの人々が整然
として秩序を守りお互いを思いやります。譲り
合います。履物を揃えるという四つの習得目標
で一番具体的事物があるので実行しやすい躾で
す。この心、思いが混乱の不安の環境でも秩序
を保つことに繋がっているのです。履物をそろ
えるという躾はこんな深い意味を持っているの
です。家庭では家庭で、園では園で子どもたち
がしっかり身に着けられるように、してあげな
ければなりません。
これも子ども、保護者、先生が「今も幸せ 未
来も幸せ」を具現化していく一つの事例です。
ところで関東大震災(※)からもうすでに90年
以上が過ぎました。もう何時でもこのクラスの
大地震があっても不思議ではないといわれて何
年もたちます。私たちはどのような事を心がけ
ておかなければならないでしょうか。9月1日は
防災の日です。幼稚園でも後日になりますが地
震訓練を行います。お家でも電気や水・トイレ
が使えなくなった場合を真剣に考えてみて下さ
い。そして、用もなく東京へは行かぬこともた
いせつです。
2学期は四季の変化に富み、一番行事も多く、
子ども達が最も成長する学期です。
本学期もどうぞ宜しくお願い致します。

※関東大震災 1923年9月1日 11時58分頃
神奈川県および東京府(現東京都)を中心に
隣接する近県の内陸と沿岸に及ぶ広い範囲に
甚大な被害をもたらした。
昼前のため台所で火を使っていたこと、木造
住宅だったこと、また日本海側に台風がきて
いた強風により、火災による被害が大きくな
った。死者行方不明者、14万2800人の大災
害であった。


2017年8月9日
中国 四川省で大地震がありました
パンダは何を考えたでしょうか?

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by keiteki-siratori | 2017-09-04 09:38

7月7日 サマーコンサート(感想)

先日のサマーコンサートについて、
保護者の方から数々の感想を頂きました
ので、一部をご紹介いたします。

【年少女児】
年少さんは人数が少ないですが、みんな
大きな声で元気よく歌えていて、一生懸
命に歌っている姿がとても可愛らしかっ
たです。みんなピシっと立っていて毎日
練習を頑張ってきたんだなあと感じまし
た。年中、年長さんの合唱や合奏も揃っ
ているし、強弱をつけたりととても上手
でした。学年が上がるにつれて、レベル
も上がっていて、また来年も子どもの成
長を見るのが楽しみです。

【年少男児】
素敵なサマーコンサートありがとうござ
いました。年少さんは初めて大勢の人を
前に緊張し、驚いた様子が伝わってきま
した。とても可愛らしい歌声に癒されま
した。幼い息子はその場に立っていられ
るか終わるまで心配でしたが、最後の
「ヤー!!」をかっこよく決めてくれて
ホッとしました。先生方のご指導のおか
げです。3・4ヶ月でこの成長、発表会
楽しみにしています。

【年中女児】
今日は子ども達が頑張って合唱や合奏を
している姿を見てとても感動しました。
娘も歌や演奏をよく練習して頑張ってき
たのが伝わってきました。小さい子ども
達がみんなで一生懸命一つ事に取り組ん
でいる姿はやはり感動させられるのだと
つくづく感じました。先生方の園児達を
一つにまとめ、個々の力を発揮させる指
導の大変さも感じさせられました。本日
は素晴らしいサマーコンサートをありが
とうございました。

【年中男児】
今回のサマーコンサートは各学年とても
まとまりがあり今まで見せて頂いたサマ
ーコンサートで一番良かったと思います。
息子も年中になり少しはずかしがりなが
らもしっかり大きな口で、立つ姿勢もち
ゃんと出来ていて成長を感じました。鍵
盤も曲が始まる前に少し間合いがありま
したが、皆がざわつくことも無くしっか
り待てていたこともすごいなと思いまし
た。これも日頃子ども達の指導を笑顔で
楽しく頑張って下さる先生方のおかげで
す。ありがとうございました。

【年長女児】
一番上の学年、年長さんにあがり最後の
サマーコンサート。娘ももちろん私自身
もいつもとは違う気持ちで当日を迎えま
した。感想は素晴らしい!の一言。とっ
ても感動しました!!歌はもちろん、大
きな口を開けて真剣な眼差しで歌う姿を
見てとても逞しくなったなと感じ、合奏
では一番最初の入りで鳥肌が立ち、園生
活を自然と思いだし涙があふれてしまい
ました。子ども達自身、楽しい時もあれ
ばそうでない時もあっただろうと思いま
す。でも、それらを跳ね除けしっかりと
自分自身の成長に結びつけいるんだなと。
本当に白鳥幼稚園を選んで良かったです。
先生方にも感謝です。ありがとうござい
ました。

【年長男児】
子ども達立派でした。
年少さんの頃、みんなど同じように唄え
ず、お喋りが始まったりでヒヤヒヤしな
がら見ていた事を思い出しながら今年は
しっかりと目に焼き付けました。2年後
の息子の姿は堂々としてとても凛々しく
すごくかっこよかった。この成長には驚
きました。正直、今まで不安もありまし
たが本番の息子の目を見て「この子は大
丈夫!!信じて見守ろう」と新たな決意
が生まれました。さすが年長さん!!
親としては息子の成長が嬉しくて仕方が
ありません。「パパとママにカッコイイ
とこ見せようと思って頑張ったんだあー」
と本人も自信がついてきたようです。
最後のサマーコンサートでしたが、最高
の思い出になりました。

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by keiteki-siratori | 2017-07-14 12:06

6月園長だより

 人の心はみな同じ

過日亡くなられた文化勲章受章者、作曲家の船村徹氏は
昭和32年から女子刑務所の慰安を行っておられました。
以下の詩に作曲してご自分でギターを奏で、歌われた歌を
聴く機会がありました。

のぞみ(希望)
  作詞・作曲・歌 船村 徹

ここから出たら 母に会いたい
おんなじ部屋で ねむってみたい
そしてそして 泣くだけ泣いて
ごめんねと 思いっきりすがってみたい

ここから出たら 旅に行きたい
坊やをつれて 汽車にのりたい
そしてそして おもいっきり抱いてやりたい

ここから出たら 強くなりたい
希望を持って 耐えていきたい
そしてそして 命のかぎり
美しく もう一度生きていきたい

5月の園長だよりでは、少年刑務所に収監
されている少年の一行の詩とその背景に
ついて書きました。6月号は女性受刑者を
長いこと慰安されていた船村氏が彼女達の
気持ちになって作られたこの歌は私が聞い
てもとても静かな思いやりのある演奏で感動
しました。これを聞いた女性たちは感涙に
むせび、早くこの願いがかなうようにと念じ
たに違いありません。こういった女性は極
わずかでしょうが母への思い、子どもにかける
思い、美しく生きたいと思う心は皆同じです。
他山の石としなければなりません。

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by keiteki-siratori | 2017-05-31 12:43

5月園長だより

ー空が青いから 白を選んだのですー

詩人で童話作家でもある寮美千子さんの編集した
詩集のタイトルです

寮さんは東京から奈良に引っ越しました。
東京には無いものを求めて。
奈良少年刑務所から年6回、詩のお話をしてください
と頼まれました。
何回目かに、少年達に「色について詩を作ってください」
とお願いしました。
ある少年が手を上げてくれました。
「空が青いから 白を選んだのです」とだけ言いました。
そして、何人かの少年が発表してしばらく間をおいて、
気の弱そうなこの少年は、つぶやくようにポツリポツリ
私に話しかけてきました。
「今年はお母さんの七回忌になるのです。お母さんは
体が弱く入院していました。そして亡くなる前に
『お母さんが死んだら、つらいことや悲しいことが
あったらお空にいるので話しかけてね』
と言って亡くなりました。
僕の父親は病弱の母をいつもなぐっていました。
僕は小さかったから、何もしてあげられなかった。
何もしてあげられなかった。青い空はお母さん 
白い雲は僕 お母さんに良くわかるように白を選んだんだ」
とふっと涙ながらつぶやくように話してくれた。
「空が青いから 白を選んだのです」という詩ともいえない
この一条の言葉にこんな思いが込められていたのかと思うと、
彼がどういう事を犯して、この奈良刑務所に収監されている
のか寮さんにはわかりませんが、母を思うやさしさは他の
少年達と少しも変わらない、彼の朴訥としたやさしい人がら
を思うと不憫であり、得も知れぬ感動に襲われました。
寮さんはNHKの明日の話題と言う番組で語られていました。
私はこの話を他の方に紹介するたびに、いつも涙が瞼を
濡らします。
真っ青な五月晴れの空に真っ白な雲が浮かんでいる。
こういう光景を良く見ることが五月にはあります。
愛おしい母を亡くした人達がー赤ちゃん、やっと歩き始めた
子ども、幼児、小学生、中学生から大の大人に至るまで、、、、

母は何時になっても、いくつになっても愛おしいもの。
五月は五月晴れにポッカリ浮かんだ白い雲、母、鯉のぼりが良く似合う。


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by keiteki-siratori | 2017-05-01 11:32

2月3日  (豆まき)

 2月には節分という…子どもにとっては
来てほしくない行事・・・。
白鳥幼稚園・保育園では豆まきを行いました!
今年もちょっぴり怖い赤鬼と青鬼が来ました。


<年少の様子>
 今日は豆まきをさせて頂きました。
前日に豆まきがあると伝え、
もしかしたら鬼が来るかもよ。と伝えてあり、
朝から「今日は鬼は来るの?」と何人もの子ども達から聞こえてきました。
豆まきの前にはどう豆をまくのか、
何を言いながらまくのか等、お話をしましたが、
いざ来てみると、皆それどころではなく、
泣き叫ぶ子がほぼ全員でうまく豆を投げられず
終わってしまいましたが、子ども達にとって、
とてもいい経験になったと思います。
昼食の際も放心状態の子もいて、
食の進みもいつもと比べると悪く、
鬼の効果は絶大でした。
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<年中の様子>
 今日は豆まきに参加しました。
子どもたちは登園すると「今日鬼来る?」と
不安がっている子「鬼は先生達だよ!」と言い張り、
怖がらず笑っている子も数名おり、
朝に大きな足跡があったと伝えると、
少しの音で「なんか音がした」と怯えだす子が多くいました。
実際に鬼が来ると、笑う子は1人もおらず、
怖がって泣く子が沢山いました。
鬼が「先生のお話をしっかり聞こう」と伝えると、
とても大きな声で「はい!」と返事をしてくれました。
いい返事が継続できたらいいと思います。
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<年長の様子>
 今日は豆まきがありました。
「今日鬼来る?」と年長児でもすごく不安そうに言っていたり、
「鬼ってね本当は先生なんだよ」とお友達同士で確認し合っていたりと
素直で可愛らしい姿が見られました。
実際に鬼が来ると逃げ回る子ども達でしたが、
笑顔もあり、泣く子はいませんでした。
鬼に「しっかりできるか?」と聞かれ、
「はい!!」といつも以上の返事をしており、
帰ってからは「今年の鬼は厳しかったね…」と
泣かずにはいましたが怖かったようでした。

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by keiteki-siratori | 2017-02-09 09:26

2月園長だより

-小麦の生育を通して、その種を残そうとする
すさまじい執念を感動と驚異を持って知るー

今年は無事に立派に麦が発芽して、
子ども達に念願の麦踏みをしてもらうことが出来ました。
最近では麦など生産するところは殆どなくなってしまい、
その姿さえ見ることが出来なくなってしまいました。
こんな訳で、子ども達には麦踏みを体験しておいてほしいのです。
いつの日か農業をする人になるかもしれませんし、
場合によると食料に困って麦を作らねばならない日が
やってくるかもしれません。
その日のために頭の隅にでもこの体験を
残しておいてほしいのです。
別にこんなことをしなくても、
麦わら屋根の家などという昔話や話題が出た時
「あの時麦踏みをした小麦で屋根が作られているのだ」
ということが分かるだけでも、
こういう体験がなければ想像も出来ません。
どんな体験でも無駄なものはありません。
さて今年は1月になって寒い日が続いています。
花が咲き実を結ぶ植物は、この寒さを体験すること、
春化処理を体験する事がとても大切です。
植物だけでなく動物にとっても人間にとっても、
この寒さは心身を鍛え力強く育つには不可欠です。
麦踏みの役割は霜柱で盛り上がった土を踏みしめ、
しっかりと根付かせる。
人間でいえば足腰をしっかりと鍛えるということにあたりましょうか。
こうして3月の半ばくらいから茎が出来、
背丈もどんどん大きくなり4月になると穂ばらみ、
やがて青い麦の穂が出そろいます。
そして4月の後半から黄色に色づきはじめ、
5月の半ばには黄金色の麦秋を迎えます。
そして麦刈りが始まります。
毎年のことですが、
一列の畝の両端に殆どの麦が黄色に実ってるのに、
十数本の青い未熟なものがあるのです。
そして良く観ると青い穂が出ているもの、
穂ばらんでいるもの、穂ばらむ前のものと、
大まかにみて三種類くらいの青い麦があるのです。
これに ぶつかると刈って捨ててしまおうか、
それともこのままにして完熟するのを待とうかと
甚だ困惑することしきりです。
それにしてもどうして畝の両端に
未熟な青い成長の度合いの違う麦が存在するのだろうかと、
その度に考えるのですが中々その回答がみつからない。
いつの事だったかそれをみつけることが出来ました。
それはもしも、台風などが襲来して暴風雨が吹き荒れ、
大水が出て熟れた大部分の麦が流されてしまった時に、
まず最初に穂の出ている青い麦が実って種を残す。
それも流されてしまったりしたら
次に穂ばらんでいた麦が成長して種を残す。
これもダメだったら穂ばらんでもいなかった
最も幼い麦が成長して種を残す。
少なくともこれ等三段じかけで種を残そうと
考えているとさえ思え何とも執拗で
たくましくすばらしい種の保存への執念かと驚嘆するのであります。
そしてあらゆる動物を含む全ての生き物は
その生命のあらん限りをつくして自分の種族の保存に命をかけます。
それにしても、文明度の高い国々の人々は種を残すという事に
淡白になり少子化し、我々ホモサピエンスという人種も
滅亡する一因になるのではないかと危惧しております。
冗談ではありませんぞ?


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by keiteki-siratori | 2017-02-09 09:19
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白鳥幼稚園の子ども達の様子をご紹介します


by keiteki-siratori
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