令和2年度 12月園長だより
「夕方のお母さん」 作詞:サトウハチロー 作曲:中田喜直
カナカナぜみが 遠くで鳴いた
ひよこの母さん 裏木戸あけて
ひよこを呼んでる ごはんだよ
やっぱりおなじだ おなじだな
チラチラ波に 夕焼けゆれた
めだかの母さん 小石のかげで
はよはよおかえり ごはんだよ
やっぱりおなじだ おなじだな
サヤサヤ風が ささの葉なでた
こねこの母さん あちこち向いて
おいしいおととで ごはんだよ
やっぱりおなじだ おなじだな
この詩は実にほのぼのとして、心が休まります。
今年は100年に1度ともいわれる、とんでもないウイルスが流行したり、色々な事でお悩みの多い事と思います。
けれど優しくて逞しいお母さん方によって、子どもたちは「人に役立つ人」「人に歓びを与える人」の目的を持って、立派な社会人、日本人になってくれると思っています。
何年か前に白鳥幼稚園を卒業し、一小、西中、川高、京都大学で野球を続け、今年の春に全日空に入社した卒業生がいます。彼は宇宙飛行士になる夢を持ち続けました。
これは彼のお母さんから先日頂いたお手紙です。
例年になく、穏やかな日が続いています。
園舎の改築、モデル実施校としてお忙しい中、またコロナの感染という試練を乗り越えられ、ご心労のことと存じます。
でも、園長先生の持ち前の前向きさで、逆境を味方にされていらっしゃるだろうと思います。
裸、裸足で鍛えた子どもらも逞しく生きております。
息子はドイツブレーメンでの訓練を終え、今月帰国、12/28米国へ1年間訓練となります。訓練や社内の様子から、従順さ、謙遜さ、感謝が培われているようです。
園長先生の傷ついた仲間を支えあう像の話を覚えているそうです。息子たちも1カ月に及ぶテスト期間、助け合って全員合格できたと話していました。
息子の貴重な体験もまたお伝えできたらと思います。園長先生、洋子先生、皆様の無事を祈っております。
N・Kより
M君はジェット旅客機のパイロット機長になり更に宇宙飛行士になるために米国に行きます。やがて彼の夢がかなって立派な宇宙飛行士になると信じています