しらとり日記(埼玉県飯能市 白鳥幼稚園のブログです)

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2月園長だより

ものを体得し自分らしさ・・・個性あるものに創造するための最も近道は?

守破離(しゅはり)について

人間国宝であり剣道道場主でもあった落語家先代の五代目柳家小さん
師匠がこんなことを守破離について話していました。

「あちしは四代目小さん師匠のあらゆるものをこれっきりというほど真似
したね。話し方は無論のこと、たばこの吸い方、飯の食べ方、はしの持ち
方使い方、着物の着方、歩き方、その他いろいろの所作等々。師匠がもう
いい加減でやめてくれと言われるまで徹底的に真似したね。これがあちし
は守破離の守だと思うんだね。その次にやったのが、当時の名人と言わ
れた師匠の落語をこれまた全部というほど聞きまくりましたな。これが破だ
と思うんだね。それから自分の芸はどうあるべきかって考えるようになった
ね。これが小さんの落語だというものについてね。これが守破離の離だと
おもうね。」

小さん師匠のこの話を聞いて、難しい守破離についてよく理解できました。

小さん師匠のいう守は、簡単にいえば素直にすべて真似ること。破は考え
ながら素直に真似学ぶこと。離はこれらを通して自分らしさ・・・個性を表現
すること。

こう考えると少し違ったぐらいで個性的だなんて言えないと思いました。

教育や芸道その他いろいろのものを身につけるためにこの言葉はよく使わ
れます。幼児教育では型にはめるといって自由が何事にも増して大切だと
考える方々もいますが、徹底的に真似ること-学ぶことであります。もっとも
合理的であり正確で、しっかりと身につけるためにはこの型を小さい時から
習得することが必要不可欠です。日本語、日本の習慣、人付き合い、生き
ていくためのすべてを、赤ちゃんのときから親や周囲の人々から真似し学び
自分のものとしていきます。親の背を見て子は育つという言葉などはこれを
言い表していると思います。

よく歌舞伎役者のお子さんが2~3歳くらいから猛稽古が始まります。できな
いと雪の降り積もる庭に放り出されることもしばしばと聞きます。

短い三学期。後二ヶ月となりました。

毎日唱えている望ましい人間像、四つの習得目標、みんな元気になるために
等々、子どもたちにはしっかり身につけ自分らしさ・・・個性確立の一歩として
もらいたいものです。

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by keiteki-siratori | 2018-02-05 14:12
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白鳥幼稚園の子ども達の様子をご紹介します


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