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しらとり日記(埼玉県飯能市 白鳥幼稚園のブログです)

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6月園長だより

願い 念ずる


 立腰教育を始めて30年程経つ。
少しずつではあるが、身につけて巣だっていく。
先日体育ローテーションの中途で、抜き打ち地震訓練を行った。
あまりにも予期せぬことなので、年少児は慌てふためき泣き出したり、
わめき散らすのではないかと想像していたがさにあらず。
あっという間に担当者の周りに集合し、指示を待っている。
訓練の様子をお見えになっていたお母さん方々も大変驚いていた。

 心身相即。東洋では昔から、心と身体は一体であるといわれている。
身体を整えることによって、心を整えることができる。

 腰は月偏に要と書き、身体の中心である。
腰骨を立て続けることにより、集中力、持続力、克己心、意欲、我慢する力、やる気、
真の主体性を育てることができると森信三先生は言われる。
幼児にとって、動きたいという本性的な欲求を抑えてじっとしていることは相当苦痛だと思う。
腰骨をシャンと立て、この心を封じ込める。
我慢すること、克己心を養うこと。
動と静・物事のけじめを知り、けじめをつけること。
何をすべきか、とっさに気づき、心を切り替えること等、幼児の時より身に付けたいものである。

 本園では、朝の日課前後に念入りに指導し、主活動・食事・集団活動の前後、
保育終了に5分前後等、けじめをつけたい時に短い立腰を行っている。

 朝の日課の立腰は、スキンシップ、視診も兼ねた大切な指導としてとらえている。
担任の周りによってくる子は、同じ顔ぶれで人数も限られている。
この子どもたちとはスキンシップを取れるが、他の大方の子どもたちとは不可能である。
腰骨を触る指導は数秒かもしれないが、毎日全員の子どもたちとスキンシップがとれる。

 ただ、漫然と腰骨を触っているのではない。
○○さんはこうあってほしいと掌(たなごごろ)に精一杯の願いを込めて念じながら行う。
毎日繰り返せば、この思いは必ず伝わり願うようになっていくことを信じながら。

次は年中児担任の願いと、念じた言葉のいくつかである。

A君 いろいろな友達となかよくできますように
B君 逆上がりができますように
C君 照れずに挨拶できますように
D君 片付けができますように
E君 腰骨がしっかり立てられますように
Fさん 早く風邪がなおりますように
Gさん トイレのタイミングが上手く合いますように
Hさん 給食がたくさん食べられますように
Iさん なわとびができますように
Jさん 泣かずにすごせますように
Kさん 自分の意見が言えますように 等々

念ずれば花ひらく     坂村真民

苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを

わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてたのたび
わたしの花がふしぎと
ひひとつひとつ
ひらいていった

立腰教育を含むしつけの三原則、いわゆる4つの習得目標を30年行い、
子どもたちに少なからず根付いていることを感ずることが出来るようになった。



by keiteki-siratori | 2019-06-03 16:50
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白鳥幼稚園の子ども達の様子をご紹介します


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