しらとり日記(埼玉県飯能市 白鳥幼稚園のブログです)

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2018年 11月 01日 ( 1 )

11月園長だより

数年前までは、11月になると正門近くの木で百舌が高い声で鳴いていました。
キリキリキリー、キリキリキリーと随分高い声で「あっ百舌だな そろそろ冬が来るな」
と教えてくれたものです。
最近私の耳が悪くなったせいか、或いは百舌が来なくなってしまったのか。
こも独特のキリキリキリー、キリキリキリーという声を聞かなくなってしまいました。
それにつけても 作詞サトウハチロー 作曲徳富 繁の「百舌が枯れ木で」という曲を思い出します。
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百舌が枯れ木で鳴いている
おいらは藁を たたいてる
綿びき車は おばあさん
コットン水車も 廻ってる

みんな去年と 同じだよ
けれどもたんねえ ものがある
兄さん蒔割る 音がねえ
バッサリ蒔割る 音がねえ

兄さん満州に いっただよ
鉄砲が涙で 光っただ
百舌よ寒いと 鳴くがよい
兄さんもっと 寒いだろう

私がこの歌を初めて聞いたのは1957年 昭和32年の冬、恵迪寮(北海道大学教養部の寮)で
ベットを並べて寝ていた仲間からでした。
彼は同じフィールドホッケーをやった仲間ですが、その後は医学部に行き、日本で二人しかいない
イギリス王立アカデミー、メディカル部門のメンバーでもある精神科の医者になりました。
コイツこんな歌を知っているんだとショックを受けつつも感心したものです。
彼は別に歌が上手いわけでもなかったし、それほど音楽が得意で詳しいといったわけでもなかった?
ように思いましたが、その他にもイタリアのテナー歌手カルーソーのイタリア民謡や、オペラのアリア
や間奏曲を聴かされたものでした。
それも札幌の狸小路の「千歳鶴(ちとせづる)」という日本酒の直営店のママにレコードをかけさせ、
我々は酒を酌み交わしながらの一夜は今でも鮮明に覚えています。
さて、私が初めて聞いた百舌が枯れ木でという彼が歌ったこの歌は遠い思い出になりましたが、
白鳥に来てくれた百舌達の子孫には忘れることなく今年も来てほしいものです。
そして子ども達が成人して「鉄砲が涙で 光っただ」なんて国には絶対なってはなりません。

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百舌(もず)について
日本では平地や山地農耕地帯や林、川畔林などに生息・繁殖しています。
秋になるとなわばりを確保しようと高鳴きをしている声が時々聞こえます。
小さな体で威圧感はありませんが、くちばしはタカと同じかぎ型をしていて小鳥やバッタを捕らえる
こともあり、尖った木の枝等に獲物を串刺しにすることは知られています。
冬季は越冬のため飛来(冬鳥)する。
繁殖形態は卵生、様々な鳥(百の鳥)の鳴き声を真似た複雑な囀りを行うことが和名の由来(も=百)




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by keiteki-siratori | 2018-11-01 15:21
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白鳥幼稚園の子ども達の様子をご紹介します


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